フリード値引きの交渉術・テクニック紹介

フリード値引き最新相場情報

 

フリード値引き額はその都度変化していきます。現在の値引き相場は以下の通りです。

 

フリード車体値引き限界額 フリードオプション値引き率
5~10万円 10%~15%

合計限界値引き額→15万円

 

フリード値引き交渉の実際の見積書

 

※画像タップで拡大

 

↑は実際の新型フリードハイブリッドの初回交渉の見積書となります。なんと、値引きが全くありません。通常、初回交渉でも多少の値引きはあるものですが…。

 

営業さんによると、新型フリードは出たばかりなので、「値引きは全然無理」ということでした。これはハイブリッド・ガソリンは関係なく、全グレードで値引きは非常に厳しい状況だということです。

 

ただ、「頑張っても気持ち値引く程度」といいつつ指を1本立てていたので、交渉次第で10万円程度は値引きが狙える状況のようです。また、オプション値引きについては最大20%オフ程度はできるとのことでした。

 

とはいえ、フリードの限界値引きはただ「値引きしてよ」というだけではダメ。今は黙っていても売れていく状況なので、しっかりと交渉しないとフリードの値引きは難しいです。ここでは、フリードの限界値引きを引き出す方法を解説していきます。長い記事になりますが、フリードの値引きについて何もかもわかるようになっていますので、ぜひお付き合いください。

 

値引きの渋いフリードは

安い下取りで買い叩かれると大損!

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目次

最初はフリード値引きの下準備をしよう

フリードを購入するとき、今乗っている車は「ディーラー下取り」に出しますか? 「ディーラーが正しい査定をしてくれる」と思いこんでいませんか?

 

実は、実際の下取りは買取相場よりもずっと下のことが多いので、下取りに出すと大損してしまうかもしれません。

 

ホンダディーラーには、いろいろなメーカーの車種の下取り額がすべて記載されている冊子があります。お客さんから愛車の車種や型番、年式、走行距離を聞いたら、その本の該当箇所を見て、下取り価格を決定するしくみです。もちろん、車の状態が良ければ多少価格が上がりますし、悪ければ価格は落ちるのですが、基本的にはその冊子の価格から大きくズレることはありません。

 

↑で紹介した見積書を取る際に、例として「スズキスイフト・2013年式・12000キロ」の下取り価格を聞いてみましたが、「下取り価格は43万円」という回答がありました。そのときは実際に冊子も見せてもらえるので、人によっては「本当にこれが相場価格なんだな」と思ってしまうかもしれません。

 

しかし、ネット一括査定で同様の車を査定すると、↓の結果が出てきます。

 

 

この相場価格は概算なので目安ではありますが、最低でも55万円、最高で65万円近くで売却できることがわかります。そのため、このままディーラーに売ってしまうと、10~20万円ほど損をしてしまうのです。場合によっては、差額は50万円を超えるケースもあります。

 

もしなんの工夫もなくディーラー下取りを選ぶと、せっかく時間をかけてフリードを値引きしたのに、下取りの損で全部吹っ飛んでしまうばかりか、マイナスに転落することもあるのです。

 

当然、たまにはディーラー下取りが相場通りということもあります。「めんどくさいから、同じなら下取りがいい」と思うかもしれません。ですが、今乗っている車の買取相場を調査しないと、ホンダディーラーで提示される下取り価格が高いか・安いかが判断できません。もしかすると、提示された下取り額は相場よりも何十万円も安いなんてこともありえるのです。

 

また、昔は愛車の買取相場を調べない人がほとんどだったので、ディーラーは安い下取り額でやりたい放題だったのですが、最近はネットの一括査定などが普及して、愛車の買取相場を事前に調べるのが当たり前になってきています。ディーラーもそれを知っているので、こちらが買取相場を知っている前提で接してきます。「うちなら○○円で買い取りますが、不満ならよそで売ってもいいですよ」くらいのトーンです。

 

そこでもしこちらが買取相場を知らないことがわかったら、フリードの値引きは絞ってきますし、余計なオプションもたくさんつけようとするでしょう。この情報が重要なご時世に、自分の愛車の買取相場も知らないようなお客さんは「カモ」以外の何物でもないからです。

 

なので、フリードの値引き交渉をするなら、事前に愛車の買取相場を調べておくのは必須です。

 

下取り額が安かったら下取りをやめればいいですし、下取り額がメモをした金額と同じくらいなら、安心してそのまま下取りにだせばいいのです。

 

「下取りナシだと、値引きできないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、今はほとんど関係ないです。

 

もう愛車の買取相場を調べるのは当たり前ですし、そういう人からなんとかして安く買い叩こうと思っている営業マンはあまりいません。

 

ただ、営業マンによってはすぐに下取りナシを宣言すると不機嫌になったりすることもあるので、念のためはじめのうちは下取りナシとは断言せず、値引きが固まってきたら「やっぱり下取りはナシにします」という程度がよいでしょう。

愛車の買取相場を調べる方法

愛車の買取相場は、オンライン一括査定を利用すれば簡単に調べることができます。実際に買取店に行かなくても査定が受けられるほか、複数の中古車買取店からの一括査定となるため、買取価格が高騰しやすいのがメリットです。

 

中古車買取店は全国・海外の販売ネットワークを所有しているので、ディーラー下取りよりもずっと高く買い取ることが可能なのです。海外は日本車が人気なので、海外販売ルートを持っているかどうかは大きいです。

 

 

一括査定の場合、参加業者は仮査定を出す仕組みになっています。ライバルがいくらの仮査定を出すかわからないので、できるだけ高い査定額を出そうとしますから、オークション状態になって買取額が高騰していくのです。

 

一括査定サービスはたくさんあるのですが、その中で1番人気が高いのが「かんたん車査定ガイド」です。

 

 

 

↑の画像のように、その場ですぐに暫定相場価格が表示されます。あとは、金額をメモしておき、フリード値引き交渉に活用すればいいのです。査定自体も1分程度で完了するので、とてもかんたんです。
公式サイトで「下取り」VS「一括査定」の査定額比較の実例も見られるので、一度チェックしてみてください。

 

かんたん車査定ガイドの公式サイトはこちら
>>http://a-satei.com/

 

その他の一括査定サービス

 

さらに買取価格を上げたいときは、他の一括査定サービスを合わせて利用するといいでしょう。そうするぼさらに多くの業者から査定を受けられるので、愛車の買取査定額がさらに高騰しやすくなります。

 

カーセンサー

リクルート運営の自動車ポータルサイト「カーセンサー」が行なっている一括査定サービスです。最大一括業者数が30なので、高額査定がとても出やすいのがメリットです。査定を受ける業者を選んだりも可能なので使い勝手も抜群です。

 

公式サイトはこちら
>>http://www.carsensor.net/

ズバット車買取比較

地域密着系の業者とつながりの深い一括査定サイトです。郊外に住んでいるならおすすめ。最大10社の査定を受けられるので高額査定が出やすいのも魅力です。

 

公式サイトはこちら
>>http://www.zba.jp/

 

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フリード値引きの値引き事情を知ろう

 

このページでも紹介しているように、フリードの限界値引き額は、車体とオプション合わせて15万円程度。20万円いけば特上クラスと言ったところです。実際、20万円程度の値引きに成功したケースを、ネットや雑誌などで見かけたという人も多いでしょう。

 

ですが、その影で、8割以上の人がフリードの値引きに失敗しています。ネットなどに掲載されるのは一握りの成功例で、本当は「1円も値引きしてもらえなかった」「フリードを3万円値引きで済まされた」という人が山のようにいるのです。そういう人たちは、ネットや雑誌に投稿しないので、成功したケースばかりが目立ってしまいます。そのせいで、「交渉なんてかんたんだ」と思ってナメてかかっている人たちが、あっさりと失敗してしまうのです。

 

ではなぜ、交渉に失敗する人がこんなにいるのでしょうか? それは、交渉の基本知識を知らないまま、やみくもに相見積もりなどの交渉をしているからです。ディーラーもプロなので、相手の様子を見て「この人はたいして値引きしなくても買うだろうな」というのはわかっています。

 

ここでは、どうすればフリードが限界値引きできるのか? 一握りの成功者になるにはどうすればいいのか? そのための基礎知識をご紹介します。この知識がないと交渉は絶対に成功しないので、必ず読んでください。

 

必ず他のディーラーを迷うフリをする

 

フリードを値引きするうえでもっとも重要なのが、「他のディーラーと迷っている」という姿勢です。

 

自分が営業マンの立場になって考えてみてほしいのですが、「フリードが気に入っていて、どうしても欲しいんだけど、予算がきついから値引きしてくれないかな?」と言われたらどう思いますか?

 

(どうしても欲しいなら、フリードを値引きしなくても結局買ってくれるだろうな)

 

こう思われてしまうはずです。そして、「フリードは出たばかりだから、5万円引きが限界ですね・・・」となってしまうわけです。

 

「もしかしたら、他のディーラーに取られてしまうかも」という危機感があるからこそ、「うちならフリードを○○万円値引きします」という言葉を引き出すことができるのです。

 

なので、フリードを値引きするなら、「黙っていると、よそに行っちゃうかも」というプレッシャーを与えることが大切なのです。詳しくは後で説明しますが、シエンタなどのライバルと迷っていることを伝え、「安くしないとシエンタに逃げられてしまう」という危機感を与えることを第一に考えましょう。

 

どういう競合で行くのかを決める

 

よく「交渉の基本は競合だ」という話を聞きますが、フリードの場合も基本は競合が有効となります。

 

フリードはホンダの車種なので、まず何はなくともホンダ同士の競合がとても効果的です。

 

ホンダのディーラーはどこも同じ経営元なのでは?と思われるかもしれません。しかし、もともとは「クリオ店」「プリモ店」「ベルノ店」に分かれており、全て違う資本でした。今は「ホンダカーズ」に統一されていますが、実のところ経営元の違うディーラーも多数存在します。

 

見分け方は簡単です。「ホンダーカーズXX」の「XX」のところが1文字でも違えば、別資本と考えて大丈夫です。当然資本が違うのでノルマも異なり、相見積もりをすればお客さんの奪い合いをします。

 

さらに、フリードにはシエンタ(トヨタ)という強力なライバルがいます。シエンタは10年以上モデルチェンジがなく、人気も下火となっていましたが、フルモデルチェンジによって大復活を果たし、フリードから大量のお客さんを奪いました。そのため、ホンダは「シエンタ」という言葉を聞くだけでものすごく反応します。したがって、シエンタとのライバル競合も非常に効果的です。

 

ここで重要なのが、この2種類の競合を混合して使わないことです。

 

戦術としては、ホンダカーズのフリード同士競合は「シンプルな価格競争」、シエンタとフリードの競合は「どちらを買うか迷って競合」となり、考え方が全然違うのです。

 

よくある失敗例としては、はじめホンダーカーズ同士のフリードを競合していたけど、いい結果が出ないので、後になって「やっぱりシエンタも気になる」と言いだしてしまうことです。この場合、フリードの価格競争を煽っていたのに、急にシエンタも欲しいと言い出すことになり、戦術にブレが出ます。なので、営業マンも「フリードが値引きできないからって、シエンタを急に持ち出してきたな」となり、警戒感を強めてしまうのです。

 

なので、「ホンダカーズのフリード同士」にするか、「シエンタ競合」にするかは事前に決めておいて、どちらか一本に絞って勝負してください。

 

おすすめとしては、フリードしか買う気がない場合は「ホンダ同士競合」、実際にシエンタとフリードを迷っている場合は「シエンタ競合」が良いでしょう。

 

フリード以外買う気がない場合は、シエンタとの競合をしても、本当はシエンタはいらないので、交渉中に本音が出てしまうことがあります。芝居で乗り切れる自信があるならいいのですが、長く商談しているうちにボロが出てきてしまう可能性があります。もしシエンタがいらないことがバレれば、営業マンとしてはフリードを値引きする理由がなくなるので、必ず失敗します。それなら初めから「フリードしか買う気がない」「一番安いディーラーで買います」と宣言し、シンプルな価格競争に持ち込んだ方が成功率は上がります。

 

ただ、宣言をする場合は偉そうな態度に取られてしまいがちなので、それが心配なら「たまたま近所のホンダカーズでフリードの見積もりを取ったら、全然値引きがなかった。なのでここにきてみたんだけど、ここならどのくらい勉強できますか?」と言った形を取ってもよいでしょう。

 

逆に、本当にシエンタと迷っているなら、シエンタ競合がいいでしょう。本当に迷っているので、営業マンにも気持ちがダイレクトに伝わりますし、ボロも出ません。「フリードもいいんだけど、シエンタの方が安くなるみたいなので、迷っている」とプレッシャーをかけることで、フリードの値引きが引き出しやすくなります。逆に、シエンタで迷っているのに、ホンダカーズ同士の競合を混ぜるのはおすすめしません。もともと、ホンダ同士の価格競争は営業マンにとってはイヤなことです。初めから価格競争を宣言すればまだいいですが、後から持ち出したら印象は最悪です。

 

単純に「ホンダ同士の競合がいい」「シエンタとの相見積もりがおすすめ」という情報だけを見ていると、商談中に両方持ち出して印象を悪化させたり、戦術にブレが出てうまくいかないことになります。なので、競合の方法を知るだけでなく、「どう使うか」という点についてもしっかりと考えておく必要があるのです。

 

車のついての知識を身につける

 

これは主にフリードとシエンタ同競合を利用する場合の話なのですが、フリードとシエンタの知識についてはしっかり身に着けておく必要があります。というのも、「迷っている」というのを前面に出すわけですから、「何に対して迷っているのか」という部分は明確にしておかなければいけないのです。

 

例えば、シエンタは2列目シートの間にスペースがないため、3列目に乗り込むには2列目を必ず畳まなければいけません。ですが、フリードは6人乗りであれば2列目がキャプテンシートになるため、間をウォークスルーで抜けられるようになり、2列目シートを畳まなくても3列目に乗車できます。

 

逆に、フリードは発売して日が浅いので値引きが渋く、シエンタの方が緩いので価格は安くなります。

 

こういった知識を知っていれば、「シートに関してはフリードの方がいいんだけど、シエンタは価格が安い。だから迷っている

 

というように、明確に理由を言うことができるのです。

 

ここにプラスして、

 

「うちは子どもがまだ小学生なので、3列目に行きやすいフリードの方がいい。だけど教育費などもかかるので予算的にきつい。シエンタは結構値引きできるみたいなので、「それならシエンタで我慢する」と妻が言って聞かない」

 

なんて肉づけをすれば、さらに説得力は増します。

 

逆に、何も知識なく「よくわからないけど、迷っている」と言っても、まったく説得力はなく、「単に安くしたいだけでしょ」と思われてしまうのです。

 

また、最悪なのが「実際にトヨタディーラーに行ってシエンタを見ていないのに、行ったふりをする」という行為です。実際にトヨタのディーラーに行ってシエンタの話を聞くと、シエンタについてしっかり知ることができますし、そこでしか聞けない話がザクザク出てきます。こういう知識はフリードの商談中にも役立ちます。

 

例えば、シエンタは6人乗りと7人乗りがありますが、2列目の違いは真ん中のドリンクホルダーやアームレストの有無くらいしかありません。シエンタは6人乗りでもキャプテンシートにはならず、ウォークスルーに対応していません。なので、6人乗りはあまり売れておらず、ほとんどの人が7人乗りを注文しています。

 

ところが、面倒くさがって実際にトヨタに行っていないのに行ったフリをしていると、フリードの商談中にうっかり「シエンタの6人乗りに乗ったけど、ウォークスルーが便利だった」などと口を滑らせてしまい、実際に行っていないことがばれてしまうのです。

 

「余計なことを言わなければいい」と思うかもしれませんが、営業マンによってはカマをかけてくることもあります。そこで言葉に詰まってしまうと、行ってないことはバレてしまうでしょう。

 

実際には行ってないのに「シエンタはかなり安くできたので、フリードと迷っている」なんて言う相手を信頼できるはずはありません。フリードの値引きどころか、気まずくなって商談中のホンダディーラーに二度と行けなくなる可能性すらあるのです。

 

なので、ライバル競合をする場合、フリードだけでなく、シエンタの知識を身に着けるのは必須。また、トヨタディーラーに行って、きちんとシエンタの値引き交渉もして、きちんと見積書をもらうことが大切です。

 

値引きの順番が重要

 

フリードに限らずたいていの車は「車体値引き」と「オプション値引き」は全く別物となります。オプション値引きはオプションに対して付けられるものなので、たくさんつければつけるほど値引き額もアップします。

 

ただ、必要のないオプションをフリードにいっぱいつけて、値引き額をアップさせても何の意味もありません。必要なオプションだけを付けて、そこから値引きしてもらうのが理想的です。

 

そのためには、まずはフリードの車体価格をしっかり値引いてもらって、車体に関して話を終えてから、改めてオプションの話をするのがおすすめです。

 

もしフリードの車体とオプションの値引きをごちゃまぜに進めてしまうと、営業マンから「オプションを付けてもらえれば、ある程度勉強しますよ」という話に乗せられて、いつの間にか大して必要ないオプションがたくさんついていた、なんてことになりやすいです。もちろん、熟練者ならオプションの話をうまく織り交ぜて、車体とオプションの両方をしっかり引いていくということができますが、これはかなりの高等テクニックです。

 

交渉力にあまり自信がないなら、「車体」と「オプション」をまずしっかり切り分けて、どちらか一方をじっくりと交渉していくほうがよいでしょう。

 

具体的には、

 

  1. フリードの車体値引きを引き出しておく
  2. 必要なオプションをピックアップ
  3. オプション値引きを付けて契約

 

という流れが最適です。詳しい手順については、後ほど紹介します。

 

相手の役職にも注意しよう

 

フリードだけでなく、どんな車種でも、値引き金額というのは商談相手の営業マンの役職によって大きく左右されます。もし担当がヒラ社員なら、決裁権限が限られているので値引き額は安くなりますし、その反対に副店長・店長やエリアマネージャーといった上級職だと、決裁権限があるためその場でフリードの大幅値引きなんてことも可能です。

 

また、店長クラスになるとさまざまな業務で忙しいので、さっさとフリードを値引きして商談を終わらせたいと思う人もいます。そういう意味でも、上級職と話を付けるのはフリードの値引き増額の上で非常に重要です。

 

なので、担当についた人の役職に応じて、本命と対抗を使い分けるのもよいでしょう。複数のディーラーを巡回していると、たまたまヒマだった上級職が担当に付くことがあります。こういうディーラーを本命にして、平社員が付いたディーラーを対抗ディーラーに格下げすればよいのです。

 

また、担当が平社員ばかりでも、うまく交渉することで「これは店長に聞かないと決められないな」と思わせることができ、決裁を手に入れることができます。なので、相手が平社員ばかりだったとしても、諦めずに交渉することが大切です。

 

支払い方法や保険などの話術に注意

 

フリードを購入する際、支払方法は「現金一括」か「分割ローン」の2種類となります。このとき、支払方法によってフリード値引きの戦術が若干異なります。

 

まず「現金一括」の場合ですが、一般的にいって現金一括より、分割ローンのほうが値引きは緩くなります。というのも、ローンにするとディーラーは金利が利益となるので、その分値引きに回すことができるからです。なので、支払い方法を聞かれた場合は「考え中」としておいたほうがいいです。はじめから現金一括を宣言してしまうと、フリード値引きの枠が狭い状態となり、交渉が若干難しくなります。

 

次に「分割ローン」の場合ですが、この場合はローン支払いにすることを武器にしてください。「ローンで払うと金利がかかっちゃうから、その分値引きに上乗せできませんか」としっかり伝えることで、相手も考慮してくれる可能性があります。

 

こう聞くと、「じゃあ初めは分割ローンにしておいて、値引きをつけてもらってから現金一括に切り替えればいいのでは」と考えるかもしれません。しかし、支払方法は契約時に決定されるので、契約前に切り替えても「そうですか、では値引きもできません」となってお終いです。また、途中で話を変える人という評価がついてしまうので、交渉的にもマイナスです。

 

なので、フリードの支払方法については初めに決めておいたほうがいいでしょう。分割ローンにしたぶん交渉が有利になるとはいっても、金利以上にフリードの値引き額が増えるわけではないので、結局のところ現金一括がベストです。予算の都合でローンにせざるをえない場合以外は、現金一括を中心に考えたほうがいいでしょう。

 

また、交渉中によくあるのが「自動車保険」や「クレジットカード」の勧誘です。「うちの自動車保険に入れば、値引きで多少還元できる」といったようなことを言ってくることがあります。

 

もちろん、月々の支払いが安くなるケースもありますし、事故を起こした際の等級保証や新車特約(一定期間内の事故の新車購入費用を負担してくれる)などの機能が付く場合もあるので、検討してもいいケースはありますが、それまで安い通販型の自動車保険を利用している場合は明らかに月額が上がるので、たいていの場合はあまりお得感はありません。

 

なので、「これをすればフリードの値引き額がアップする」という甘い言葉には惑わされず、きちんと正統派の交渉で値引き額をアップしていくことを考えるようにしましょう。

 

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フリード値引き交渉は3回で決める!

愛車の買取相場を把握して、フリード値引きの基礎知識を頭に入れたら、あとは交渉をするだけです。

 

ただし、ただフリードの値引き交渉をすればいいというわけではありません。初回で一発値引きが取れることはまずありませんし、何回もしつこく交渉したからといって金額が上乗せされるわけでもありません。重要なのは、なるべく3回の交渉できっちり決めることです。

 

また、フリード購入の期限を決めることも重要です。交渉を進めていくと、必ず「いつ頃購入予定ですか」と聞かれます。そのときに、「○月○日までに購入します」と宣言しておけば、ディーラー側はその期限までに決着しなければいけなくなります。そして期限内にお客さんが再訪してくれれば、自分たちはまだ候補に入っていると考えるため、やる気を出してくれます。また、期限を設定することで、期限までにフリードの値引きを決裁して待っていてくれたり、向こうから連絡をくれる可能性もあります。

 

逆に期限を決めないでなんとなく「そのうち決めます」なんて言ってしまうと、相手もどうやって戦術を立てていいかわからず、決裁優先度は低くなってしまいます。

 

なお、3回の交渉というのはあくまで目安であって、必ず3回というわけではありません。交渉中の流れ次第では、4回、5回と訪れるのも悪くはありません。期限を決めてあれば、何回行ったとしても相手は嫌がらないでしょう。

 

重要なのは3回できっちりフリード交渉を決めようという「心づもり」であって、形式だけにとらわれて3回以内にこだわりすぎるとうまくいかないこともあります。

 

ここでは、初回~3回目までの交渉のマニュアルをご紹介します。

初回交渉

フリード値引きの初回交渉は顔合わせ程度で十分です。ここで熱く交渉するのは避けましょう。初回は、今後の交渉のために、「フリードを買う意思をもっていること」「安くしないと契約できないかもと思わせること」が重要です。

 

すでに解説した通り、フリード以外買う気がないなら「ホンダ同士競合」、シエンタと迷っているなら「シエンタ競合」を選ぶのがおすすめ。なので、ホンダ同士ならホンダディーラーを複数周り、シエンタ競合ならトヨタディーラーにも行っておきましょう。もちろん、トヨタディーラーのほうでもきちんと値引き交渉は行なって、シエンタが満足行く価格になるならシエンタを選ぶ、と言うくらいの意気込みで臨みましょう。その本気度はホンダのディーラーでもしっかりと伝わります。

 

また、試乗は必ず行いましょう。試乗をすることによって、相手に本気度が伝わりますし、その分長い時間一緒にいることになるので顔を覚えてもらえます。ただ見積もりを取るだけだと、2回目訪れたときに忘れられている可能性がありますが、試乗をしておけば必ず覚えているはずです。

 

あと、フリードの見積もりをもらう際に注意することは、オプションを付けないことです。

 

通常、黙ってフリードの見積もりをもらうと、おすすめのオプションがいくつか勝手につけられた状態で見積書が出てきます。それに対して何も言わずに見積書を持って帰ってしまうと、「そのオプションの価格については納得済み」という扱いになり、後からオプション値引きがしにくくなります。

 

なので、見積書をもらう際に、「オプションは後で考えるから、とりあえずナシの状態で見積書をちょうだい」と言って、オプションの項目はまっさらな見積書をもらうようにしてください。そうすれば、「もしかしたら、オプションは社外品で考えてるのかも」という印象を与えることができ、オプション値引きについても考慮してもらえるようになります。

 

2回目交渉

フリード2回目交渉は、初回とはうってかわって本気で交渉していきましょう。

 

2回目もしっかり来店してくれるお客さんはディーラーにとっても大切なお客さんなので、しっかり話を聞いてくれます。

 

ここで行うのは以下のとおりです。

  1. 対抗店舗の見積書を用意して圧力をかける
  2. 対抗店舗の見積書はあえて見せないようにする
  3. 時間をかけてじっくり交渉し、限界まで交渉を煮詰める
  4. 契約はせずに帰宅する

 

まずホンダ同士のフリード競合の場合、話はかんたんです。「向こうのホンダディーラーは結構安くなりそう」と言って出方をうかがってください。相手が「そうですか、うちは無理です」というようなら、そのディーラーは全く期待できないので、商談終了。食い下がっても、時間の無駄です。「見積書を見せてください」と言われた場合のみ、迷惑をかけないことを約束させたうえで、対抗ディーラーの見積書を見せます。そのフリードの値引き額より金額アップできるかどうかはそのディーラー次第です。

 

あとは、その手順をひたすら繰り返していくだけです。

 

次にシエンタとの競合についてですが、こちらも基本的には「トヨタディーラーに行ってシエンタの見積書をもらったけど、結構安くなりそう」という形でプレッシャーをかけていきましょう。

 

ただし、シエンタ競合の場合は他店の見積書は見せないでください。見せてしまうと、その値引き額が基準になって限界値引きが難しくなります。「見せて」と言われても、「他店に迷惑がかかるから」といって断りましょう。見せないけど手元にはあるという事実があれば、十分相手に圧力をかけることができます。

 

ここで満足行く車体価格が出ることもありますし、出ないこともありますが、いずれにしても長く居座り続けないで、ある程度のころあいで契約せずに帰宅しましょう。

3回目交渉

ついに3回目の交渉です。さすがに3回目ともなると営業マンも契約できる気でいるので、条件が通りやすくなります。ここぞとばかりに条件を出しまくりましょう。

 

2回目でフリードの車体値引きが満足いかない金額だった場合は、ここで最後の仕上げを行います。効果があるのが以下の方法です。

 

ハンコを取り出して、「フリードを●●万円値引きしてくれるなら、この場で契約する!」と迫る。
「嫁さんがシエンタがいいといっている。なんとかしてほしい」と泣き落としをする

 

これでもフリードの車体値引きが伸びないときは、そのディーラーは期待薄です。ささっと次のディーラーに本命を移したほうがいいでしょう。

 

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フリードのオプション値引きの方法は?

 

もし満足いく車体値引きが引き出せたら、ようやくオプションの話に移ります。

 

一般的に、オプション値引きはオプション総額の20%程度取れれば合格と言われています。つまり、40万円分オプションを付けるなら、8万円の値引きが取れればOKということです。オプション値引き20万円付けたなんて話も聞きますが、それはオプション総額が100万円近くになっているからであって、必要のないオプションを付けてまで値引き額をアップする必要はありません。あくまで必要なオプションを付けたうえで20%減額できればOKです。

 

一般的に必要と思われるオプションは、

 

  1. フロアマット
  2. ドアバイザー
  3. マッドガード
  4. ETC
  5. コーティング
  6. ナビ(メーカー付属の場合を除く)

 

このあたりで、だいたい総額40万円程度になります。

 

ただ、オプション値引きというのは、総額40万円になったから、そこから8万円引きます、というものではなく、「では、この中から●●の料金を引きます」という形になります。つまり、場合によっては「じゃあ、フロアマットはサービスします」となって、3万円程度のオプション値引きでごまかされてしまうこともあるのです。

 

したがって、このラインナップでオプション値引き目標達成を狙うなら、約7万円の「コーティング」になります。

 

コーティングはいらないのでは? と思うかもしれませんが、コーティングをすると塗装に5年間保証が付きますし、光沢が落ちにくくなって、中古車で売る際の買取額が上がりやすくなります。なので、8万円の価値はあります。

 

そのコーティングをサービスしてもらうことによって、フリードのオプション値引き目標は達成できるのです。

 

具体的な方法としては、まずあらかじめコーティング以外のオプションを追加しておきます。そして、フリードの車体値引きに満足した時点で、「じゃあ、契約しようかな」と契約の方向に動きます。

 

すると、たいていの場合は「コーティングはいりませんか?」と聞いてきます。そこで、「それ必要なの?」と聞くと、コーティングの機能について説明してきますので、「なかなか良さそうだし、ぜひ追加したい。でも、7万円もするの?予算オーバーだなぁ…」とリアクションしてください。

 

もしコーティングについて聞かれなかったら、「あ、やっぱりコーティングも欲しい。でも7万円もするのかぁ…」と言えばOK。その後の流れは同じです。

 

営業マンは「せっかく契約寸前までいったのに、コーティングで契約ナシにしたくない」と考えるので、コーティングはサービスで、ということになるはずです。

 

そうすれば、40万くらいのオプション総額から、7万円分減額できることになり、だいたい20%のオプション値引きが達成できます。

 

ここで欲張ってナビ値引きを要求しても通りませんし、なあなあのうちにフロアマット値引きなどで済まされると大損です。機能的にも金額的にも、最適なのはコーティングをきっちりサービスにさせることです。

なお、店舗にもよりますが、最近のホンダディーラーはガソリン代を要求してくることが多いです。「入荷した状態だとガソリンがほとんど入っていないので、うちで少し足すんですが、その分の金額をいただいています」という説明をうけるはずです。

 

なので、フリードのオプション値引きをする前に、ガソリン代のカットや、その他諸費用のカットを要求しておくのも手です。うまくいけば、5000円~1万円程度のコストカットができるので、言っておいて損はありません。

 

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フリード値引き交渉のまとめ

愛車の買取相場を調べるのは必須!

いくらフリードの車体値引きやオプション値引きがうまくいっても、下取り価格が相場より安いと何の意味もありません。

 

一括査定サービスなどを使って、愛車の買取相場は事前に調べておきましょう。

おすすめの一括査定サービスはこちら
>>http://a-satei.com/

フリードならではの値引き術を押さえよう

フリードはホンダのクルマとなります。なので、ホンダ同士の相見積もりが効果大です。

 

さらに、シエンタなどのライバル車種と絡めることで、値引きを増やしていくことができます。

交渉は3回、期限も決める

フリード値引き交渉は何回もしつこくやってしまうと逆効果です。なので、3回でバシッと決める意識を持ちましょう。

 

また、期限内に満足行く結果がでないこともあります。そんなときは、ササッと切り替えて別のディーラーに行って同じようにフリードの交渉を進めましょう。ホンダディーラーは数が多いのでいくらでもありますし、繰り返しているうちに良い結果になるはずです。

 

郊外よりも、都心部の方が値引きは引き出しやすい傾向があるあので、もし失敗したら都心部のディーラーを狙ってみましょう。

 

 

以上のポイントをふまえて交渉していけば、愛車の売却で20~40万円、フリードの値引きで20万円程度値引きが可能となり、トータルで最大60万円程度のコストカットができるはずです。

 

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フリード値引きのQ&Aコーナー

 

ここでは、フリードの値引き交渉をする人が感じやすい疑問・質問に回答します。

 

目標値引きをあらかじめ伝えたけど、応じてくれないのはなぜ?

 

よくネットや雑誌では「50万円大幅値引き!」のようなフリード値引きの事例を見かけますが、これはあくまでさまざまな条件が合って大成功したケースです。ディーラーで「50万円が限界と聞いたんだけど、そこまで引いてくれない?」と言ってみたところで、条件がそろっていなければ通りません。

 

それどころか、営業マンには「この人は他に欲しい車がないんだな」と判断されてしまい、フリードの値引きの枠はすっかりしぼんでしまいます。相手が他の車で迷っていないのですから、フリードを値引きする筋合いはなくなってしまうのです。

 

このような失敗は、「価格.com」などを見て家電を買っている人によくあるケースです。家電であれば、ネットの最安値を家電量販店で見せれば割合かんたんに値引きされます。それは、その場で値引きしないと、ネットで買われてしまうことがわかっているからです。しかし、車はネットでは買えないので、「50万円引きは無理です。せいぜい5万円引きですね」と言われてしまうと、お客さんはどうしようもありませんし、そこからの逆転は困難です。

 

なので、結論としては、例えネットなどでスゴイ大幅値引きの事例を見たとしても、頭の中に参考として入れておく程度で、間違っても営業マンに言ってはいけないのです。

 

1回ですぐに限界値引きできないの?

 

フリードの値引き交渉では、複数のホンダディーラーに行ったり、トヨタディーラーを訪れたりして、しかもそれぞれで複数交渉する必要があるので、時間が結構かかってしまいます。そのため、1回で終わらせる方法を知りたい人がいるのも当然でしょう。

 

事実、ネットなどには、1回だけで好条件のフリードの値引きを獲得した、なんて事例もあったりします。しかし、これも高額値引きの場合と同じく、条件がそろっていた場合だけです。例えば、たまたまお店にエリアマネージャーがいて超高額決裁が通ったとか、もともと営業マンと仲が良くて好条件を通してもらったとか、在庫がたまたま余っていてすばやく決裁が通ったとか、そういう理由があるのです。

 

なので、結局のところ短期決裁というのは「運しだい」です。もちろんいくつかホンダディーラーを回っているうちにそういう幸運をつかむことはありますが、多くの場合は普通の条件で戦わなければいけません。

 

そして、普通の条件の場合、1回で超高額決裁が出ることはなく、イチから交渉を積み上げていく必要があります。そのため、3回以上の交渉がどうしても必要になるのです。

 

条件がそろっていないのに、初めからフリードの短期決戦を狙ってしまうと、相手はせかされた気分になって失敗しやすくなります。こちらがどっしりと構えていないと向こうも準備ができないので、短期決戦を狙うのは条件がそろっているときだけにして、自信がない場合はしっかりと商談を重ねていくことを考えるべきです。

 

シエンタの見積もりを取ったけど、反応が薄いのはなぜ?

 

フリードとシエンタで迷っているときは、シエンタとの競合がおすすめというのはすでに説明した通り。そのためには、シエンタの見積書も取っておく必要があります。

 

しかし、ちゃんと見積書をとったのに、フリード側の反応が薄い…と言う場合があります。

 

原因は2つ考えられます。1つは、シエンタと迷っていることがうまく伝わっていないケースです。ただ単に「迷っている」というだけでは、営業マンとしても「じゃあ、どうしてほしいの?」となってしまいます。

 

なので、例えば営業マンに「フリードを10万円値引きすれば落ちるな」と思わせることが大切なのです。そうすれば相手は10万円引きで契約が取れるし、こちらは想定していたフリードの値引きが取れるということで、お互いの思惑が合致するのです。

 

ただ、難しいのは「フリードがあと10万円安くなれば契約するんだけど」のような、直接的表現はあまりしないほうがいいという点です。こういうやり方をすると、相手も「じゃあ6万円ではいかがですか?」という「減額の余地」を与えることになってしまいます。そうするとお互い擦り合わせていくうちに7万円で落ち着いてしまった、なんてことが起こります。

 

なので、大切なのは営業マンが勝手に「できるだけ引かなければ」と思うようにしむけることです。なので、こちらとしてはひたすらシエンタの方に気持ちが向いていることをアピールすべきです。「シエンタはかなり安くなりそう」「嫁(夫)がシエンタの方がいいと言っている」「やっぱりツートンカラーもいいよね」みたいなアピールをしっかりしていって、「でも私としてはフリードも捨てがたい、どうにかならないか」と言ってプレッシャーをかけるのです。そうすれば、「じゃあこれだけ下げるから、こっちに決めてよ」という方向に仕向けることができるはずです。

 

ただ、やりすぎると「じゃあシエンタを買えばいいんじゃないですか」となる可能性もあるので、さじ加減は難しいところです。さじ加減については経験を重ねるしかないので、もし失敗してしまったら、気持ちを切り替えて違うディーラーで再挑戦するという考え方がよいでしょう。ホンダディーラーはたくさんあるので、再チャレンジはいくらでもできます。その過程で、だんだんさじ加減もわかってくるはずです。

 

もう1つの原因が、「最初からフリードを値引きする気がない」という場合です。ディーラーによっては、何があろうと全くフリードを値引きする気がないこともあります。そういうディーラーであれば、こちらがいくらシエンタの見積書を用意し、どれだけ迷っているかをアピールしてもまったく話が進みません。

 

そんなときは、早めに切り上げて、別のホンダディーラーに話を持ち込んだほうがいいでしょう。交渉には時間がかかるので、初めから譲歩する気がないディーラーにかける時間はありません。

 

見分け方の基準としては、「営業マンが上級職に全く話を持っていこうとしない」というのがあります。営業マンがたびたび席を立って、事務所に行くようであれば、それは上級職と話をしに行っている可能性が高いです。なので営業マンとしても少しでも決裁を出そうと努力していることになります。一方、営業マンがどっしりと席から動かないようであれば、それは決裁を取りに行く気がないということなので、そのディーラーは期待薄。すぐに店を変えたほうがいいです。

 

ホンダ同士の競合がうまくいきません…

 

フリードしか買う気がない場合は、ホンダカーズ同士の競合がおすすめなのは解説した通り。しかし、一見かんたんそうな戦術に見えますが、実は成功率が高いわけではありません。

 

というのも、ホンダ同士の競合というのは結構使い古された戦術で、ホンダディーラー側も十分理解しているのです。なので、「またきたか」程度にとらえる営業マンも比較的多いです。「どこで買われても結構ですよ」といった態度を取られてしまうこともあります。

 

そのため、フリードの値引き成功率で言えば、シエンタとしっかり相見積もりしていったほうが可能性は高いです。ただ、シエンタが実際に欲しいという気持ちがないとシエンタとの競合は難しいので、そういった場合はホンダ同士の「数うちゃ当たる」作戦がよいでしょう。

 

ホンダ同士競合は、2~3件回った程度でうまくいかなくても、それは当たり前と考えてください。ホンダディーラーはたくさんあるので、しらみつぶしに話を聞きに行って、反応のあったディーラーとじっくり対話をしていくという方式がいいでしょう。場合によっては、特定のディーラーとの間に競争意識があって、「あそこのディーラーでフリードの値引きがそのくらい出るなら、うちはもっと出しますよ」といった流れに持ち込めることもあります。

 

また、ホンダディーラーの場合、県をまたぐと「越境」となり、ディーラー事情がガラリと変わることがあります。近場のディーラーでうまくいかないときは、思い切って遠いディーラーを訪れてみるのも手でしょう。ただ、その場合は「なんでわざわざうちに来たの?」と思われるので、「親戚の家が近所にあるので、ついでに来た」といったようなそれなりの理由を用意しておきましょう。

 

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フリードの値引き以外にもコストカット術アリ!社外品のすすめ

 

フリードの車体値引きについてはディーラー交渉しかありませんが、オプションについては「社外品」を使うことでもコストカットが可能です。

 

社外品とは、ディーラー以外の店舗で購入できる装備のことで、イエローハットやオートバックス、さらに最近ではAmazonなどのネット通販でも購入可能です。おもに、以下の商品が対応しています。

 

  1. フロアマット
  2. ドアバイザー
  3. マッドガード
  4. コーティング
  5. ナビ(メーカー付属の場合を除く)

 

など

 

先ほど「必要なオプション」で紹介したものは、たいてい社外品で賄うことができます。

 

それぞれ、ディーラー品と社外品で価格比較をすると、

 

装備名 ディーラー価格 社外品価格
フロアマット 約30,000円 約15,000円
ドアバイザー 約25,000円 約10,000円
マッドガード 約18,000円 約10,000円
コーティング 約80,000円 約75,000円
ナビ(メーカー標準を除く) 約120,000円~200,000円 約50,000円~約150,000円
合計額 約32万円~40万円(工賃なし) 約15万円~25万円(工賃は1~3万円程度)

 

↑の表は、ディーラーオプションと社外品の比較ですが、工賃を含めてもおよそ15万円~25万円程度の差になります。

 

フロアマット、ドアバイザー、マッドガードあたりに関してはメーカーオプションと社外品の性能差はほとんどないので、メーカーロゴなどにこだわりがないなら社外品を利用しても問題ないでしょう。特にフロアマットなどは、ディーラーオプションと違ってバリエーションが豊かなので、むしろ自分好みのものが見つかるかもしれません。

 

コーティングに関しては、それほど価格差はありません。

 

一番大きな違いは「ナビ」となります。人によっては「道順さえわかればいい」という人もいるでしょうから、そういう場合はディーラーナビはオーバースペックとなり、高すぎるので安い社外品を購入して店舗で工賃を払って取り付けてもらったほうが大幅に安くなります。

 

ただし、社外品にも「納車後に店舗に行って取り付けないといけない」というデメリットがあって、手間がかかるのがネックです。また、ナビのメンテはディーラーでできなくなるので、ディーラーでまとめてメンテできなくなるという欠点もあります。

 

そのため、ディーラーオプションと社外品が向いている人は以下の通りとなります。

 

ディーラーオプション ・社外品を付けにいく手間が面倒な人。

・フリードのメンテをすべてディーラーで済ませたい人。

社外品 ・とにかく安く済ませたい人(特にナビ)。

 

もちろん、全てをどちらか一方にしないといけないわけではありません。例えばフロアマットは社外品にして、その他はディーラーオプションにするという使い分けもOKです。オプションの追加状況によっては、コーティング値引きだけでは20%オフを達成できないことがあるので、一部を社外品にしてオプション価格を調整するのはアリです。

 

また、フリードのオプション値引きはコーティングを狙うべき、という話をしましたが、それに失敗してしまったときに、社外品にできるオプションを全部取り消して、カー用品店に切り替えるという手もあります。そうすれば価格的な失敗を取り返せますし、もしかしたら「ではやっぱりコーティングはサービスします」となるかもしれません。

 

このように、フリードの購入コストをできるだけ引き下げるなら、内装類を社外品で代用するというのも一つの手なのです。

 

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フリード値引きの目標を立てておこう

 

フリードはコンパクトミニバンのジャンルなので、本格的なミニバンに比べると車体価格は安めです。ただ、ハイブリッドだと最高で車体価格が250万円以上となるので、購入予算はそれなりに必要です。

 

モデルチェンジしてからある程度経過してはいますが、人気が再燃したためまだまだフリードの値引きは冷え込んでおり、車体価格から見れば5%程度の値引きしかできません。そのため、かなり渋い車種と言っていいでしょう。

 

フリードの値引き金額プランを考えよう

 

値引き額 難易度 備考
値引きナシ 赤ちゃんレベル
1~5万円 ★★★ 一般人レベル
5~10万円 ★★★★ 目標のレベル
10~13万円 ★★★★★ 師範代レベル

 

フリードの値引き限度額は10~13万円程度となっています。ただ、この数字は師範代レベルの知識やテクニックがないと到達できません。「限度額」だけに目をむけてしまうと、交渉も無理なものになりやすく、営業マンもどこまで譲歩していいかわからなくなります。その結果、フリードの一般レベルの値引きすら難しくなるのです。

 

なので、交渉に自信がないなら、↑の一覧の「目標レベル」を目指したほうがいいでしょう。限界いっぱいのフリード値引きを引き出すには知識が必須ですし、時間もかなりかかります。その結果手に入るのは、たかだか数万円の増額です。ならば、ある程度かんたんで、時間もそれほどかからない「目標レベル」をゴールにしたほうがよいでしょう。

 

フリード値引き額の平均値は?

 

フリード値引きでよくある間違いとして、「平均くらい取れればいいや」というものがあります。すでに紹介した「目標レベル」は、あくまで目標であって「平均値」ではありません。実はフリードを全く値引きしないで購入する人は意外と多く、「平均値」で言うと限界値の半分くらいになるでしょう。つまり、限界値が15万円としたら、平均値は7万円程度になるということです。

 

なので、フリード値引きの平均値を目指すのではなく、あくまで「限界値よりちょっと少ない」目標額を目指したほうがよいのです。

 

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フリードのハイブリッド車の値引き方法は?

フリードにはハイブリッドモデルも用意されています。低燃費で有名なシエンタと同じ27.2km/リットル(JC08)を誇っており、注目を集めています。

 

ただし、フリードのハイブリッドはガソリン車に比べて約40万円程度高いため、購入費用が増えます。そのため、フリードハイブリッドを少しでも安く値引きしたいと思うはずです。

 

ここでは、話をフリードのハイブリッドに絞って、どうやって値引きしていくかを解説します。

 

ハイブリッドの方が値引きは難しい?

 

車種によっては、ガソリンとハイブリッドで売れ行きが大きく異なり、ハイブリッドのほうが値引きが難しいなんてことがあります。しかし、フリードの場合はそういう心配はありません。売れ行きとしてはハイブリッド:フリードがだいたい6:4程度となっており、それほど差が出ているわけではないのです。

 

若干ハイブリッドの方が納車が遅いということはありえますが、それでもフリードのハイブリッドが特別値引きしにくいということはありません。

 

重要なのは、この後解説する「フリードハイブリッドの値引き術」をしっかり実践すること。ガソリン・ハイブリッドで交渉難易度自体に差はほとんどないので、気にしないで交渉を進めてください。

 

ハイブリッド車の値引き術とは

 

フリードのハイブリッドモデルの値引きを狙う場合、交渉のポイントは以下の2つとなります。

 

  1. フリードハイブリッド同士を競合させる。
  2. シエンタハイブリッドとの競合をする。

 

基本的な考え方はフリード全体の値引き術と同じですが、「ハイブリッド車同士の競合」を行う点に注意しましょう。

 

フリードハイブリッド同士の競合

すでに解説した通り、フリードは「異資本ホンダディーラーのフリード同士競合」が効果的です。ただ、フリードのハイブリッドが欲しい!という意思が固まっている場合は、しっかりとハイブリッドグレード同士を競合させる必要があります。

 

また、ひと口にフリードハイブリッドと言っても、

 

ハイブリッドB 2,256,000円
ハイブリッドG 2,376,000円
ハイブリッドG ホンダセンシング 2,496,000円
ハイブリッドEX 2,656,000円

 

↑の一覧を見てもわかるとおり、結構価格帯が違います。なので適当なグレード同士を競合させると価格帯が合わないので相見積もりができません。

 

なので、フリードハイブリッドをホンダ同士競合する場合は、きちんとグレードまで合わせて競合しましょう。そのためには、交渉開始時にはグレードを決めておく必要があります。

 

シエンタハイブリッドとの競合

フリードハイブリッドの値引きのために、ライバル車競合を選択する場合、相手は「シエンタハイブリッド」になります。先ほども書いたように、シエンタハイブリッドでないと価格帯が合わないのです。

 

また、グレードについても合わせる必要があります。

 

フリードグレード名 価格 シエンタグレード名 価格
ハイブリッドB 2,256,000円 ハイブリッドX 2,226,763円
ハイブリッドG 2,376,000円 ハイブリッドG 2,329,855円
ハイブリッドG ホンダセンシング 2,496,000円 - -
ハイブリッドEX 2,656,000円 - -

 

↑を見てもわかる通り、フリードの「ハイブリッドG ホンダセンシング」と「ハイブリッドEX」については競合相手になるシエンタのグレードがありません。なので、シエンタハイブリッドとの競合を狙う場合は、基本的には「ハイブリッドB」「ハイブリッドG」を買う場合のみにしたほうがよいでしょう。それよりも上のグレードを狙う場合は、フリード同士競合を選んだ方が価格帯もバッチリ合いますし、成功しやすいです。

 

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フリードのグレードごとの値引き戦術

 

繰り返し説明しているように、フリードの値引きは大きく分けて

 

  1. フリード同士競合
  2. シエンタとのライバル競合

 

の2種類となります。基本的にはこのいずれかを選んで交渉を進めるだけでフリードの値引きは拡大します。ただ、すでに欲しいグレードが決まっている場合は、「フリードの各グレードごとのもっと詳しい値引き術を知りたい」と思うかもしれません。

 

なので、ここでは具体的なフリードのグレード別の戦法をご紹介していきます。グレード数が多いので人気グレードに絞って解説しますので、参考にしてください。

 

ハイブリッドGの具体的戦術

 

フリードハイブリッドの中で、中級グレードが「ハイブリッドG」になります。このグレードは「ホンダセンシングなし」と言う部分が特徴で、ホンダセンシングが付かない代わりに、若干車体価格が安いという利点があります。

 

このグレードを選ぶということは、「安全性能はそれほど気にしていない」ということになります。したがって、ライバル車に選ぶのは「Toyota Safety Sense C」のついていないシエンタのグレード「ハイブリッドG」が良いでしょう。偶然か、はたまたわざとかはわかりませんが、フリードとグレード名が同じなのでいかにも競合に適したグレードです。

 

「Toyota Safety Sense C」はメーカーオプション扱いなので、黙っていれば追加されません。価格帯もバッチリ合うので、フリードのハイブリッドGを値引きしたいときはライバル競合がおすすめです。

 

もちろんフリード同士競合も可能なので、値引き術の選択肢が広いグレードと言えるでしょう。

 

まとめ

 

  1. 「Toyota Safety Sense C」ナシのシエンタハイブリッドGとの競合が相性抜群
  2. フリード同士競合ももちろん可能

 

ハイブリッドG ホンダセンシングの具体的戦術

 

こちらはフリード「ハイブリッドG」にホンダセンシングが追加されたグレードとなります。先ほどとは違い、今度は「安全性能を重視している」ということになります。

 

そうなると、シエンタのハイブリッドGだけでは競合はしにくいので、シエンタに「Toyota Safety Sense C」を付けてから競合したほうがいいでしょう。そうすれば、「安全性能の高い車同士の競合」となり、理由付けはできます。

 

ただ、「Toyota Safety Sense C」付きのシエンタハイブリッドGと、フリードハイブリッドGは微妙に価格帯が合いません。なので、シエンタのほうをなるべく値引きして価格帯を合わせ、「シエンタが安くなっているので、フリードも頑張って欲しい」といったアプローチが必要となります。

 

そういった意味では、フリード同士の競合の方が話はかんたんかもしれません。

 

まとめ

 

  1. 「Toyota Safety Sense C」アリのシエンタハイブリッドGとの競合は可能
  2. フリード同士競合の方が無難

 

ハイブリッドEXの具体的戦術

 

フリードのハイブリッドEXについては、シエンタでは価格帯が合いません。なので、ライバル車競合は難しくなります。

 

このグレードの場合は、ハイブリッドEX同士の競合一本に絞ったほうがいいでしょう。

 

まとめ

 

  1. 価格帯が合うシエンタがないので競合は困難
  2. フリード同士競合一本で狙おう

 

G(ガソリン車)の具体的戦術

 

シエンタとの競合では、「シエンタG」が最適です。価格帯がほとんど同じなので、価格競争に持ち込めるのが利点。シエンタ「G」の交渉をしっかり行なって、値引きを引き出しておけば、フリードの交渉でも有利に働くでしょう。

 

もちろん、フリード同士競合も可能です。ただ、ライバル車競合でこれだけ価格帯が合う例はあまりないので、ライバル車競合の方が営業マンも慌てるかもしれません。

 

まとめ

 

  1. シエンタ「G」は価格帯が同じで相性バッチリ
  2. フリード同士競合も悪くない

 

Gホンダセンシング(ガソリン車)の具体的戦術

 

フリードガソリン車の最上級グレード「Gホンダセンシング」についてですが、こちらになるとシエンタの方に価格帯のあうライバルがなくなってしまいます。シエンタに「Toyota Safety Sense C」を付けてもよいですが、それでもまだ価格帯は合わないので、交渉にはそれなりのスキルが必要。繰り返しになりますが、シエンタの値引きをできるだけ引き出して、フリードとの価格帯の違いを埋める必要があります。

 

そのため、フリードの「Gホンダセンシング」については、フリード同士競合の方が無難でしょう。

 

まとめ

 

  1. 「Toyota Safety Sense C」アリのシエンタなら値引きできなくはない
  2. フリード同士競合のほうが無難

 

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フリードの展示車を値引きで安くできる?

 

展示車は他のお客さんが乗ったりする機会が多く、その分純粋な新車に比べて若干傷んでいるため、安く買えるというのが定説になっています。

 

フリードは人気があるため、多くのホンダディーラーで展示されています。そのため、展示車が安く買えるチャンスは確かに他の車種よりは多いです。ただし、問題もいろいろあります。

 

まず1つが、ボディカラーやグレードなどの条件が合いにくいということです。展示車は完成品となるため、グレード・ボディカラー・装備があらかじめ決まっています。自分の希望するフリードの条件とばっちりかみ合っていればいいのですが、そんなことはめったにありません。仮に安く買えたとしても、条件が合っていないといつかは後悔します。

 

だからといって、条件に合った展示車となると出会える確率はガクンと減ってしまいます。低い確率のために、長い時間を使うのは効率的ではありません。

 

2つ目が、「展示車が新車登録済みの場合がある」という問題です。フリードは人気の車なので、ディーラーの販売ノルマもきつくなっています。なので、ノルマが達成できず、やむを得ず展示車を新車登録して実績にしてしまっているケースがありえます。

 

ディーラーが新車登録をしてしまった場合、お客さんが購入すると1オーナー状態となって、売却時にやや不利になるかもしれません。もちろん事前に伝えられはしますが、「それでもOK」とするには覚悟がいります。このように、フリードの展示車狙いにはさまざまなリスクもあるのです。

 

また、展示車を狙わないにしても注意したいことがあります。それは、「納車されたフリードが、実は展示車でした」というケースがあるのです。実は、納車される車が展示車かどうか、営業マンも把握していないのです。営業マンがするのは、お客さんの希望を聞いて、希望通りのフリードを発注することまで。もしたまたま条件通りの展示車があって、それが納車されたとしても、営業マンにもお客さんにもわからないのです。

 

割り引きもされていないのに、展示車を買わされるのはたまったものではありません。なので、展示車狙いじゃない場合でも警戒は必要。注文書にしっかりと「展示車お断り」と一筆いれさせ、さらに納車されるフリードのシートビニールなどをそのままにしておくよう伝えてください。そこまですれば、うっかり展示車が納車されることはなくなるはずです。

 

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決算のフリード大幅値引きは可能?時期ごとに事情を説明

一般的に、決算期は自動車の値引きが取りやすいと言われています。それはフリードでも同じですが、だからといって他の時期がダメということではありません。基本的には、1年中いつでもフリードの限界値引きは狙えます。

 

むしろ重要なのは、その時期、その時期にあった交渉術ができるかどうかという点です。きちんと時期に合った交渉をしていかないと、決算期でも満足行く結果は出せません。

 

ここでは、各時期ごとに、どんな狙い方をしていけばいいのかを解説します。

 

決算時期の1、2、3月の狙い方

 

毎年、1~3月は年度末となり、決算期と呼ばれています。この時期は自動車メーカーが実績アップに追われるため、CM広告などを大量に放映し、ディーラーにお客さんが押し寄せます。

 

ただ、ここで注意したいのは、決算狙いをする場合は早めに動かないといけないということです。ディーラーの販売実績になるのは「新車登録」のタイミングです。そのため、登録が4月以降になってしまうとディーラーとしては決算期の実績にならないのです。

 

フリードの場合、納車期間は1~3か月程度となるので、3月から動き始めても決算のうま味はありません。なので、できれば1月の早いタイミング、「初売り」くらいから積極的に動かないといけません。遅くとも、2月上旬までには活動を始めましょう。

 

また、早めに動き始めたとしても、他のお客さんもたくさんいるので、営業マンの印象に残りにくいという欠点があります。フリード同士競合をするにしても、シエンタ競合をするにしても、しっかりと理由をアピールをして説得していかないといけません。そういう意味では、決算期のフリードの値引きは高い限度額狙える反面、交渉難易度は高めということになります。

 

なお、2月下旬~3月くらいから動き始めるのはダメというわけではありません。この後説明する「4~6月(第一四半期)」への準備になるので、決算を逃したからといって諦める必要はありません。

 

第一四半期の4、5、6月の狙い方

 

4月は決算明けとなるほか、5月には大型連休もあり、ディーラーの売り上げはガタ落ちします。また、客もかなり少なくなるので、フリードの値引き時期としてはよくないと思われがちです。

 

ですが、実際にはそんなことはありません。ディーラーは売り上げが急減して困っていますし、客が少なくなるので1人1人の客の印象にも残りやすいです。なので、2~3月から動いておけば、4月の売り上げの悪い時期の大切なお客さんになることができます。

 

また、4~5月から動いた場合、6月の四半期末を狙うことができます。決算期ほどではありませんが、最近は四半期末の実績確保も重視されているので、比較的フリードの限度額値引きは狙いやすいです。

 

そういった意味では、この時期の交渉は「決算期ほどフリードの大幅値引きは難しいが、ある程度の値引きは確保しやすい」時期ということができます。

 

なお、6月から動く場合は四半期末に間に合わないので、次の「半期決算」「夏商戦」を狙うことになります。

 

半期決算の7、8、9月の狙い方

 

7~9月は夏商戦本番となります。夏は夏休みやお盆などでお客さんが少なくなっていくため、メーカーは人気車を中心に大キャンペーンを打ってくる傾向があります。ホンダの人気車と言えばやはりフィットやフリードとなるので、フリードの値引きとしてはそれほど悪い時期ではありません。

 

また、9月は「半期決算」となり、決算同様広告が激しくなります。とくに、最近のホンダは半期決算を非常に重視しており、低金利キャンペーンやナビプレゼントなどさまざまなキャンペーンを打ってきます。

 

そのため、この時期はライバル車のシエンタがフリードを警戒して、値引きに走る時期となります。なので、フリードのライバル車競合が成功しやすい時期となります。シエンタの値引きをしっかり引き出しておいて、その金額を元にフリードの値引き交渉をするのがおすすめです。

 

なお、9月から動いた場合は次の「年末商戦」を狙うことになります。

 

年末商戦の10、11、12月の狙い方

 

10月くらいから、年末に向けた商戦がスタートします。

 

この時期に頭に置いておきたいのが、「年内納車」の問題です。フリードは納車までどうしても1~3か月かかるので、12月から動くと年内納車ができません。年内に納車させたいなら、10月くらいから動かないと間に合いません。

 

また、ディーラーとしては、新車登録や納車などの面倒な作業は年内に終わらせたいと思うので、「短期決戦」が決まりやすい時期でもあります。短期で決めたい場合、シエンタを絡ませると交渉がダラダラしがちなので、フリード同士の競合ですっきり攻めるのがおすすめです。

 

まとめると、この時期は年内納車を意識し、フリード同士の価格競争で、スマートに短期決戦をするのが良いでしょう。

 

12月から動いた場合は年内納車は無理ですが、1月以降の決算期交渉で一歩リードできるメリットがあります。先ほど書いたように、決算期はフリードの限度額値引きが出やすい反面、お客さんが多いので印象を残すのが難しくなります。しかし、12月くらいから動いておけば、決算期で他のお客さんと差を付けることができるのです。

 

なお、この時期は交渉次第では納車が年明けということもありえます。そこで営業マンが「納車は来年ですが、新車登録は今年中にやっておきましょうか?」と言ってくることがあります。

 

 

もしこう言われたら、必ず断りましょう。なぜなら、新車登録をその年のうちに終わらせてしまうと、翌年の納車のときにはフリードが「1年落ち」となってしまうからです。ディーラーはあたかも親切のように言ってきますが、単に12月の販売実績にしたいだけです。新車登録も、納車と合わせて翌年にやらせるよう指示しましょう。注文書に一筆書かせると安心です。

 

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モデルチェンジでフリード値引き事情は変わる?

 

モデルチェンジがあると、値引き相場も大きく変わるというのが定説です。

 

フリードの場合も、2016年のフルモデルチェンジで相場が激変しました。

 

時期

限界値引き額

説明

2016年5月~8月

約23万円

先代フリード末期

2016年9月~11月

一律5万円引き

新型デミオ発売直後

2016年12月~

7~10万円引き

-

 

↑はフリードのモデルチェンジ前後の値引き相場となっています。先代フリードはモデルチェンジ直前まで値引き額は上がり続け、最後はマックス23万円という大盤振る舞い状態になっていました。しかし、フルモデルチェンジによって新型フリードが登場し、一律5万円引きにまで一気に冷え込みました。

 

しかし、新型フリード登場から少し時間が経って、値引き相場はちょっとずつ拡大しています。先代フリードの値引き限度額が最大23万円だったことから、新型フリードもこの金額を目指して拡大していくことになるでしょう。

 

また、次回のフルモデルチェンジについてですが、初代フリードが8年間(2008~2016年)もの長い間続いたことから考えると、少なくとも今後数年はフルモデルチェンジはないと考えていいでしょう。マイナーチェンジはどこかであるかもしれませんが、それでも相場縮小は数万円程度。であれば、フリードのモデルチェンジを警戒して交渉の幅を狭めてしまうのではなく、今後しばらくはモデルチェンジを一切考慮しないで王道の交渉をしていったほうがよいでしょう。

 

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フリード値引きの地域性による違いは?

 

 

フリードはホンダディーラーで購入できます。人によっては、「どのディーラーでも同じでしょ」と思うかもしれませんが、実は微妙に特徴が違います。

 

かつては「プリモ」「ベルノ」「クリオ」と呼ばれていた、ホンダのメイン販売チャンネルが1つにまとまって「ホンダカーズ」となりました。そのため、一見すると1社にまとまったように見えますが、実は異資本だらけとなっており、基本的には社名が1文字でも違えば経営元が違います。

 

また、ホンダカーズには「ホンダ直資系」と「地場資本系」の2つがあります。見分け方は以下の通りです。

 

  1. ホンダ直資系
  2.  

    ホンダカーズ東京中央
    ホンダカーズ大阪
    ホンダカーズ北海道

     

    など

     

  3. 地場資本系
  4.  

    ホンダカーズ足立北
    ホンダカーズ武蔵野
    ホンダカーズ住吉

     

    など

 

↑を見てもわかる通り、「ホンダカーズ東京中央」のような、広いエリア名のディーラーが「ホンダ直資系」、そして「ホンダカーズ住吉」のような狭いエリア名のディーラーが「地場資本系」となります。

 

ホンダ直資系の方が体力があり、フリードの大幅値引きが出やすいです。一方、地場資本系はそれほど体力がないので、限度額値引きは厳しく、アフターサポートでフォローする傾向があります。

 

なので、ホンダ直資系と地場資本系を競合するのは構いませんが、あくまで本命はホンダ直資系と考えたほうがいいでしょう。

 

これらの特徴を踏まえて、各地域ごとの攻め方を解説します。

 

地域ケース01:都市部

東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県(名古屋)、京都府、大阪府

 

人口が多く、その分ディーラーもたくさんあります。メーカー直資系はもちろん、地場資本系も点在しているので、異資本ディーラー競合を狙う場合はものすごい数の相手がいることになります。

 

また、トヨタディーラーもたくさんあるので、シエンタ競合をする場合も相手はかなり豊富。なので、多少失敗しても、次から次に別のディーラーで再チャレンジができます。

 

そのため、都市部はフリード値引きの難易度も低め。失敗を怖がって1つのディーラーに時間をかけるよりも、とにかく数をこなしてフリードの値引き額を引き上げていくのがコツです。

 

地域ケース02:地方都市

北海道(札幌市)、宮城県(仙台市)、兵庫県(神戸市)、広島県(広島市)、福岡県(福岡市)など

 

こちらも都心部ほどではありませんが、人口もディーラー数もある程度揃っています。なので、フリード同士競合もシエンタ競合もやりやすいでしょう。

 

ただ、地域によっては異資本ホンダディーラーがあまり見つからないこともあります。なので、むやみに失敗すると打つ手がなくなってしまうこともあります。ある程度、失敗を避け、慎重に交渉していく必要があるでしょう。

 

また、県をまたげば別のホンダ販売チャンネルがあるので、「越境交渉」も有効です。失敗して競合相手がいなくなってしまったときは、県をまたいで再チャレンジするのもありでしょう。

 

難易度としては都心部ほどかんたんではありませんが、それほど難しくもありません。

 

地域ケース03:郊外、田舎

上記以外の地域

 

郊外になると、異資本ホンダディーラーの数が激減します。行動範囲内にメーカー直資系ディーラーがないなんてこともありえるでしょう。

 

なので、地方都市よりもさらに慎重な交渉が必要です。地場資本系しかまわりにないときは、じっくりと交渉を重ね、営業マンと仲良くなることが重要。郊外のディーラーは馴染みのない客だとあまり値引きに応じてくれない分、その後の付き合いを大切にします。なので、仲良くなって「この人はお得意さんになってくれそうだな」という印象を与えられれば、直資系並みの値引きが引き出せる場合もあります。

 

また、競合相手にはシエンタなどのライバル車も積極的に絡めていきましょう。ディーラーが少ないので、使えるものはできるだけ使うこと。別の項目で「フリード同士かシエンタ同士のどちらか一本に絞ったほうがいい」と書きましたが、それはディーラー数が多い地方都市、都心部での話。郊外は競合相手が少ないので、フリード同士・シエンタ同士を絡めていくしかありません。

 

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フリード値引きの2016年度の事情は?

2016年度はフリードのフルモデルチェンジがあったので、値引きは渋くなっています。ここまでの相場変動は以下の通りです。

 

2016年7月 23万円
2016年8月 23万円
2016年9月(フルモデルチェンジ) 5万円
2016年10月 5万円
2016年11月 7~10万円
2016年12月 7~10万円

 

↑を見るとわかりますが、フルモデルチェンジからフリードの値引き相場はガクンと落ち、それからは10万円程度で推移しています。

 

2017年のフリード値引きの動きは?

 

2017年もフリードのフルモデルチェンジはありえないので、大きな相場変動はないでしょう。おそらく、15~17万円程度を目指して、徐々に相場が広がってはくるものの、ゆるやかな変動になりそうです。

 

どちらにしても、2017年は定石のフリード値引き交渉術を駆使していきましょう。モデルチェンジについて意識する必要はありません。

 

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フリード値引き総まとめ

 

フリードの値引き交渉は、「ホンダ同士競合」もしくは「シエンタ相見積もり」のどちらかで行って行きましょう。また、交渉は全部で3回と意識し、期限もしっかり決めていくようにしましょう。

 

オプション値引きについても、コーティングをしっかり値引きしていくことが重要なほか、社外品と言う選択肢もあることを忘れないでください。

 

また、どれだけ手を尽くしてコストカットをしても、下取り価格が安いと何の意味もなくなってしまいます。あらかじめ、商談前に今乗っている車の買取相場はしっかりと調べておきましょう。愛車の買取相場は、かんたん車査定ガイドですばやく調べることができます。